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自然と人間が生態系の環の中で上手に共存できる未来。そんな未来の実現のためにできることをやっていこう。2022年4月、夫婦共同でこのサイトを立ち上げました。このサイトを通して人と人との環も広がることを願っています。

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2022年7月、プレジデントオンラインにて本が紹介されました

2022年6月、岩波ジュニア新書から本が出版されました。カバーをクリックすると岩波書店のページに飛びます!

大絶滅は,また起きるのか? 高橋 瑞樹(著/文) - 岩波書店

はじめに

序章 絶滅とは何か?
絶滅と誕生はくり返される/絶滅はなぜ問題なのか?
  《コラム》レッドリストとレッドデータブック

1章 ラッコが消えて、カイギュウも滅んだ――生きものの輪と絶滅の連鎖
ステラーカイギュウはなぜ絶滅したか?/原因はラッコ?/カイギュウを支えていた「生きものの輪」/ゴキブリなら、絶滅してもいい?/分解者たちの仕事/人間は、思い通りに自然をコントロールできるのか?

2章 いろいろな種類の絶滅――日本のトキは絶滅をまぬがれたのか?
日本のトキは絶滅をまぬがれたのか?/トキはよくて、オオサンショウウオはダメ?/トキとコウノトリの復活/そもそも生きものの「種」とは?/見た目で種を決める!――形態学的種の概念/子孫を残せるかどうかで種を決める!――生物学的種の概念/系統樹をつくって種を決める!――系統学的種の概念/「系統学的種の概念」は万能か?/属の絶滅と科の絶滅/恐竜は絶滅していないし、鳥は爬虫類だ
  《コラム》リンネの分類法が世界を変えた!
  《コラム》その生きもの、持ち出さないで!――ワシントン条約

3章 5度の大絶滅・ビッグファイブと、6度目のいま
ビッグファイブ――過去5度の大絶滅/カンブリア大爆発(5億4000万年前)/1度目の大絶滅??オルドビス紀末(4億4500万年前)/2度目の大絶滅――デボン紀後期(3億7400万年から3億5900万年前)/3度目の大絶滅――ペルム紀末(2億5200万年前)/4度目の大絶滅――三畳紀末(2億100万年前)/5度目の大絶滅――白亜紀末(6600万年前)/そして、6度目の大絶滅――現在進行中/6度目の大絶滅はまだ起こっていない!

4章 消えゆく生きものたち――大絶滅は止められるのか?
人間の進化・移動とメガファウナ(大型動物)の絶滅/猛獣たちのいない世界/猛獣たちはいなくていいのか?/リョコウバトのマーサ/キタシロサイのナジンとファトゥ/カエルが消える/サンゴも消える/なぜ弱い人間が地球の支配者になれたのか?/大絶滅は止められるのか?
  《コラム》人間が滅ぼした生きものたちを検索する

5章 大絶滅時代を生きる私たち
「環境に優しい国」で目にしたショッキングな事実/バッファローが絶滅した地で、バッファローで熱狂する/この国にも、あの国にも、ウシガエル/スヴァールバル世界種子貯蔵庫/誰にも食べてもらえない果実/寄生虫の卵を飲んで元気になろう!?/オーストラリアの森林火災/新型コロナにたくされたメッセージ/人新世――手つかずの自然はもうすでにない

6章 大絶滅時代を生き抜く
沈黙の春のあと、ハクトウワシはよみがえった/オオカミを復活させるという決断/キットカットを食べるとオランウータンが絶滅?/日本全国に広がる草の根的な保全活動/SDGsウェディングケーキ/里山資本主義で環境にも人にも優しい暮らしを/君のチョイスが世界を変える
  《コラム》アメリカ人留学生に聞いてみた、「日本人は自然環境に配慮した人たち?」

 あとがき

 

夫はこんな研究をしています

©tamaki-land