Northern Dusky Salamander
ノーザンダスキーサラマンダー。日本語ではキタウスグロサンショウウオというのでしょうか。ペンシルバニア州のこの辺りの小川に一般的にみられる種類です。プレソドン科のサンショウウオで肺が無く皮膚呼吸をします。多くのサンショウウオは体内受精をしますが、ダスキーサラマンダーもそうで、オスが精嚢と呼ばれる精子が詰まった小さな粒を地面に落としたものを、メスが総排出腔から取り込みます。その後メスは一人で適した巣穴を見つけ、受精した卵を産み、卵が孵るまで守ります。なかなかこんな場面には出会えないので、この卵を守るメスを見つけたときには僕もだいぶ興奮しました。生きものは面白いです。