オオサンショウウオ
子供の時に読んだ本をきっかけに、夫はオオサンショウウオのとりこに。オオサンショウウオは関東にはいませんので、東京町田で育った夫が初めて自然のオオサンショウウオを見たのは大人になってからのことでした。その後幸運にも研究する機会に恵まれ、現在日本ハンザキ研究所の研究員として毎夏兵庫県朝来市に通っています。この写真の子も(一番上)、ハンザキ研で夜間調査をしている時に出会った子です。緑の苔に茶色の体。ほれぼれします。こんな生きものが日本の川にはまだ住んでいるのです。絶滅が心配されているオオサンショウウオ。その雄姿を自然下で目にしたことがある人なら、これは絶滅させてはいけない、と直感するのではないでしょうか。