おはようございます、ミズキです。

アメリカに帰ってきて数日が経ち、今日から普段のルーティーンに強制復帰です。５時に起き、３０分の坐禅を終えたところです。今日は午後から授業関連のミーティングが他の先生方とあり、その後大学院生とミーティング。授業は来週の月曜からで、本格的に忙しくなります。

時差ぼけがひどく、昨夜も１時過ぎに目が覚め、仕方なく養老さんの「ヒトの壁」を引っぱり出して再読。帰国後一週間位はいつもこのパターンです。

久しぶりの坐禅。最初は正直少々面倒だなと思いましたが、坐って自分と向き合う時間が持てて良かったです。５月半ばから７月半ばまでは学生との研究合宿中で毎朝坐禅をしていましたが、７月に入って旅行や講演などが立て込みしばらくさぼってました。

線香の匂いや周りの音、体の痛み、鼓動、そして何より呼吸。今に集中し、思考に囚われない、反応しない練習。坐禅を始めて５年ほどになりますが、週に４-５日のペースで続けてきました。週一回は先生のもとで坐禅会に参加しています。先生はアメリカ人の８０歳になる女性で、日本の曹洞宗のお寺で修行して出家した立派な方です。

僕にとっての坐禅は、自分と言うオペレーティングシステムを少しづつアップデート、もしくはキャリブレートする作業。OSの動きが良いと、仕事の効率も上がり、毎日の生活も充実すると実感しています（実際のところ、坐禅を始める前と後とでデータをとったわけではないので分からないのですが…）。