町田市小山町の尾根緑道の自然③ ― ナラ枯れ、町田市へ報告
昨夜未明アメリカのお家に帰ってきました。ちゃんとお家が立っていてほっと一息。車も動くし、あとは時差ボケを筆頭に各種ボケを解消して(笑)来週の授業開始に備えるのみです!
さてさて、ナラ枯れですが、日本を経つ日の朝、町田市の公園管理課に電話を入れてみました。担当の方は丁寧に対応してくれて、「ナラ枯れが各地で起こっていることは知っているが、それに対する市としての対策などはしていない」とのことでした。
現行方針では、樹木が枯れて利用者や近隣の方に迷惑がかかる場合、伐採などの対処法をとるとのことでした。「このまま放っておいたら尾根緑道のコナラ、クヌギ、シラカシの大部分が枯れそうなので、今の時点で予防や駆除をした方が費用の面でも、生態系の機能の面でも、得策だと思います」となるべく丁寧にお伝えしました。
前回のブログで紹介したナラ枯れ対策マニュアルについてもご存知で、ナラ枯れ被害の重大性や対策方法についても知っていらしたので、市民の声が大きくなれば、市としての対策が開始するのでは、という雰囲気が感じとれました。
ということで、町田市に限らず近くの自然公園を利用すること楽しみにしている方は、その地区の行政担当者に連絡を取ってはいかがでしょうか。人間の利用者だけではなく、そこに住んでいる生きものの利用者にとっても早い段階で対策がなされることはプラスになることです。