山奥での研究生活
兵庫県朝来市の山奥にあるオオサンショウウオの研究所、日本ハンザキ研究所に来て、早一週間がたちます。その間なんだかんだと忙しく、ブログの更新がおろそかになってしまいました。ポチが穴を埋めてくれて感謝です。
この黒川地区は人口30人以下の山村で、子供は一人もいません。生物学的に言うと絶滅危惧種です。
この村を流れる市川は日本有数のオオサンショウウオの産地で、他の生きものの多様性も高く、美人の湯として知られる「黒川温泉」があり、そして日本で唯一のオオサンショウウオの研究機関があります。研究機関といっても小・中学校の廃校を利用したもので、これから成長していかなければいけませんが、ポテンシャルは高いです!
泊まっている農家民宿まるつねさんの前の田んぼは毎晩カエルの大合唱。アマガエル、シュレーゲルアオガエル、モリアオガエル、トノサマガエル。こんなところに滞在できて幸せだなと思います。
まるつねの前に椅子を出して、ボーっと山や田んぼをみてると時間が経つのが早い早い。普段の生活ではなかなか得られない贅沢な時間。人間にはこういう時間が必要なんです。