音楽がつなぐもの

音楽がつなぐもの

昨日、一日収録に出かけていたのは地元学生たちの吹奏楽部の演奏会。

マーチあり、アニメのテーマ曲あり、ザ・クラシックありで、1校3曲程度、それぞれの学校が選んだ曲を舞台上で演奏する。

ここ最近のコロナ禍のせいで、すっかり発表の機会が減っていたと言う。参加した10校の高学年の学生たちは日頃の練習の成果を遺憾なく発揮、4月に入学したばかりの新入部員は元気なダンスでステージに華を添えていた。

学校同士の交流を目的の一つにしているこの演奏会では、自らの演奏の後は、他校の演奏を聴いてから会場を後にすることがルール(密を避けるため、残念ながら数校聴いた後には入替)。同じ楽器を演奏する演奏者として、また音楽を学ぶ者同士、きっと刺激になっただろう。
と同時に、音楽を楽しもう!また他校の演奏を応援しよう!と、どの学生も自然に演奏に併せて手拍子をし始める。

よくあるセリフで言えば「会場が一体になった」瞬間だ。
掛け声も難しいこのご時世だからこそ、手拍子が音楽を盛り上げ、音楽が生徒たちをつなげ、そして会場を一体にする。

もちろん、自分の思い通りの音色を奏でられた時も嬉しいだろうが、この瞬間こそ楽しいんだろうなぁ…などと感じたワタシ。「あのシンバル奏者、さっきはトライアングルやってて打楽器って忙しいんだ…」と、音楽のリズムに乗りながら収録をし終えた一日だった。

ポチ

One thought on “音楽がつなぐもの

  1. 学生たちも良かったね、演奏会が再開されて。声だせないから手拍子でっていうのにもすごく感心。子供、若者、がんばって!

    ポチさんも取材おつかれさまです。今日は疲れて仕事にならなかったとか。ゆっくり寝て明日はまた元気にがんばれー。

    瑞樹

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